1958-02-25 第28回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
そういうふうに観じてみますると、今の日本の経済の状態においていつから何をなす、こういうふうなことは、とうてい言い得ることではないのでありまして、これを今日触れることは、百害あつて一利なしと考えております。
そういうふうに観じてみますると、今の日本の経済の状態においていつから何をなす、こういうふうなことは、とうてい言い得ることではないのでありまして、これを今日触れることは、百害あつて一利なしと考えております。
それなくしていたずらに食糧を外国に求めるがごとき印象を与えるようなことは、これは日本農業にとつて百害あつて一利ないと思う。そのコスト引下げ、労働の生産性を高めて行くその根本というものは、肥料の値下げあるいは電力料の値下げ、あるいは税金の合理化、もちろん必要であります。必要でありますが、農業のよつて立つ基盤はやはり農地の問題であります。
要しまするに、現在発動せんとしております二十九条の発効ということは、百害あつて一利なき非常に悪い行政措置であることをここに断言いたしまして、私の参考意見といたします。
むしろ私の知つておる範囲では、もうストライキもやらずに、ストライキをやると収入も減つて来るし、またアメリカの感情も害する、これは百害あつて一利なし、だからストライキなんかやらずに働かせてくれ、こういうまじめな声が多いのです。
金がなくなつたからというのですぐ借款をしてこの事態を収拾して行くというふうなことでは、日本の自立経済には百害あつて一利ない。
大都市と周辺地区との跛行的、二元的警察運営は百害あつて一利なく、徒らに対立を激化するがごとき結果を招来するやを憂うるものでございまして、却つて大都市と周辺地区なるが故に、これらの関係に立ちまして一日も早くその一元的、立体的運営が緊要であろうと存ずるわけでございます。若しその大規模な機構と人員、施設を擁するが故に、切替のために日時を要するというならば、これは全く理由をなさないものであります。
こんなにも弱い者、病人、子供、女、失業者などの犠牲の上に百害あつて一利ない自衛隊を増強するのは、この二法案には如何なる見地からも賛成いたすことはできません。 どうか諸先生には、国民の大半の、苦しくてもその苦しいということを皆様方に訴える術を知らなし、声なき民の声に耳をかして頂きたい。それは赤ちやんの泣声であり、病人の伸き声であり、戦争未亡人の悲しみの声です。
こういうことでは、先ほどから私が申し上げておりますように、都市の特異性を認めるならば、私は当然市の警察部長は、その市域内における警察行政の面にありますものだけは、責任をもつてその遂行のできるような仕組みにしなければ、これはほとんどただ申訳的にこういうものをこしらえただけであつて、それは百害あつて一利もございませんよ。ただ機構が二重になるだけである。
不正直者が世にはばかるような立法は、百害あつて一利なしであります。次に保全担保でありますが、国税庁関係の人たちによつて、その必要の認定が独断でなされるのであります。成るほど基準は第十四条の一項二項によつて示されておるのでありますが、その認定はやはり心証であります。主催者に脅威を与える権限を持つているものが心証による断定は、汚職に発展する危険を十二分に持つているのであります。
(拍手)このような軍隊は、いたずらにわれわれの税金を食いつぶすのみで、まつたく百害あつて一利なし、すみやかに大縮減を行つて国内治安維持のための警察力程度にとどめ、さらに産業建設、国土開発にこれを転用すべきであります。これが反対の第三の理由であります。(拍手)MSA協定につながる将来の道は何でありまするか。
もはや今日においては、同君を首相の地位にとどまらしむることは、我が国家のため百害あつて一利なく、この事実を継続するならば、我が国が容易ならざる、みずから内から倒れるような事態に陥るということを憂えざるを得ません。
このような偉大な力はいわば正宗の名刀のようなものでございまして、その使用法を誤まりまするならば、百害あつて一利ありません。従つて正宗の名刀を使う者は、心を澄まし精気を丹田に罷め、聖者に近い心持でなければならないと存じます。全国五十万になんなんとする義務教育者諸君、そういう人を会員とすることのできる組織は、実に大きな力を持つておるものでございます。
いな、大きな国防軍をつくつてみましても、それは単に無意味なもので済めばよいけれども、遠藤さんが言われているように、百害あつて一利ないものでしかなくなるでありましよう。これは世界の識者が、たとえばイギリスのラッセルが、またアメリカの原子学者のオッペンハイマーなどがつとに警告しておるところであります。
主権在民の憲法はあるが、政府官僚などに人民主権を尊重する一片の誠意が認められない日本の現状において、チャップリンをさえ危険視するような秘密主義の弊害、日に日に恐るべきアメリカの兵器装備の秘密を入れることは、誠に百害あつて一利がない。
全くそれは元陸軍中将遠藤三郎さんの言われる通りであつて、再軍備は百害あつて一利あるものではありません。故岡田啓介さん、故石原莞爾さんなんかも同意見であつたと我々は伺つております。我々は迷うことなく、MSAを断固拒否し、日本国憲法を護り、日本国と日本国民とを護るべきであると思います。
三十年になつてもまだ信用下さらんかもわからんというようなときに、これはレートの切下げは、これこそ百害あつて一利なきことは私ども御説明せんでもおわかりと思いますので、私は現在の日本の段階におきましては、一切レートの問題は考えておりません。又これを変更する意思を持つておりません。
大都市警察を認めることは、百害あつて一利ないといわざるを得ないのであります。特に警察事犯の最も多い東京都が都警察に一本化されるのに、五大市を含む五府県のみが二元化されたような警察を持ちましたならば、そのために住民が不利益をこうむらなければならないというような理由はごうまつもないと私は信ずるのであります。
私はもつと強く言うならば、県教育委員会あるいは正大都市くらいにこの範囲をもしきめるといたしますならば、それはもう地方教育委員会制度の根本理想あるいは精神というものを、蹂躪するものであるから、これはやめてしまつた方がよろしい、弊害あつて一利なし、こう私は思うのでございますが、この点に関する辻原君の御答弁をお願い申し上げたい。
(拍手) 第六に輸出振興に害あつて一利なき点でございます、戦前、日本の総輸出に対して繊維は六〇%以上を占めておりましたが、繊維製品は戦後その三〇%台に落ちました。このゆえんのものはいろいろございますが、その最大の原因は仕上げ技術の立ち遅れということでございます。
○小笠原国務大臣 現在の為替率が、考え方によると、多少実勢と開いているところもないと言えないので、その点について、たとえば輸入業者の方が比較的利益し、輸出業者の方が比較的損するというふうに見られぬこともありませんが、しからばこの為替率を変更するか、こういうことになりますと、これこそ現在のごとき日本のもとでは百害あつて一利なく、特にあなたも御承知のように、輸出額が輸入額のほとんど六割にも満たないというような